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疲労を和らげる

朝、目覚めたときに身体が重く、思わず「よっこらしょ」と言って起き上がってしまう、なんて事があったら
これは睡眠によって疲労が回復されていないかもしれません。

私もけっこう疲れがとれないというか慢性的な疲労を感じる時があります。
疲労が回復しないのは、睡眠が足りない、栄養が足りない、内臓が疲れている、潜在的な病気があるなど、
さまざまな原因が考えられます。

デスクワークや車の運転など、同じ姿勢をとり続けることで生じる部分的な筋肉の疲労は、
血行が悪くなった結果として起きるもので、筋肉のこり、張りを生じさせます。
このような場合は、とくに疲労した部分をストレッチなどによって動かすことによって、回復につなげる
ことができます。

また、肉体疲労を感じているときの身体は、疲労物質である「乳酸」がたまった状態です。
肉体を回復させるためには、不要な疲労物質である乳酸を素早く体外に排出させことが大切です。

疲労回復にはクエン酸

乳酸を排出するためには、クエン酸が有効です。
クエン酸には、疲労物質の乳酸を素早く燃焼させて対外に排出させる「クエン酸サイクル」という
働きがあります。

クエンはレモン、ライム、グレープフルーツなどの柑橘類、
また梅干や天然の醸造酢などに多く

含まれています。

クエン酸を摂取することにより、クエン酸サイクルがうまく回るようになります。　　　　　
また、乳酸を排出させるためには、ビタミンB1もおすすめです。

乳酸をためないようにするためには、クエン酸、
ビタミンA・C・Eをとるといいでしょう。

ビタミンA・C・Eは、抗ストレス、酸化防止のACE（エース）と呼ばれていて
身体のなかの活性酸素除去に効果があります。

疲労回復に効果

＜入浴＞

血行を良くし、疲れを取るには湯船になるべく長くつかることをお勧めします。
シャワーだけで済ませてしまう方も多いのですが、それですと身体が芯からあたたまりません。

それほど熱くないお湯にゆっくりとつかります。
じわっと汗が出てきて、汗とともに疲れもとれます。

＜睡眠のとり方＞

同じ睡眠時間をとるなら、遅く寝て遅く起きるよりも、早く寝て早く起きるほうが疲労回復の効果が高いと
されています。
午後10時から午前2時までは身体のバイオリズムが整えられ、内臓が回復する時間と言われています。
なかなか午後10時までに眠りにつくのは難しいのですが、なるべく早く寝るようによう心がけたいですね。

＜食事のとり方＞

食事の食べすぎ、お酒の飲みすぎなどは、胃腸や肝臓などに負担がかかり内臓を疲労させます。
とくに夕飯の食べすぎは、翌朝の疲労感、脱力感につながります。
朝は腹八分目、夜は腹六分目のつもりで食事をすると、体が軽い状態を保つことができます。

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