ハーブ

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ハーブ◇育て方W




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ハーブの種類と育て方


チャイブ
別名 シブレット
ユリ科多年草

アサツキによく似ていますが、香りがソフトでより上品です。
1ヶ月半くらいで収穫できます。

<種のまき方>

4〜5月と9月中旬が適期です。
種は素焼きの半鉢に培養土全体にばらまきにします。

覆土は種がかくれる程度に薄くします。
発芽はちょっとおそく、2週間ぐらいかかりますから、
乾燥させないように注意してください。

<幼苗の定植>

種まきから約2ヶ月後にプランターやトロ箱などに苗を植えつけます。
株と株の間隔は8センチぐらいが適当です。
用土は川砂7・ピートモス3ぐらいの配合にし、元肥のマグアンプKなどを
混ぜておきましょう。

<収穫の仕方>

草丈が25センチぐらいになったころ、株元に5センチ残して刈り取って
収穫します。
新葉がふたたび伸びてきますから、また収穫できます。
冬は地上が枯れますが、11月から室内に入れればグリーンを楽しむことが
できます。

<利用法>

刻んでオムレツに加えたり、めん類の薬味、スープの浮き身、ハーブバターなどに利用します。


フレンチ・タラゴン
別名:エストラゴン
キク科多年草

タラゴンは「小さなドラゴン」と言う意味のフランス語のエストラゴンに由来するの植物です。
昔は毒蛇や毒虫などのかみ傷の治療に効果があると信じられ、利用されていました。
フランス料理には欠かせないハーブのひとつで、「食通のハーブ」と呼ばれ主にヨーロッパで
広く使われています。
    

<苗の求め方>

小鉢植えの苗を求めるか、挿し穂を分けてもらいましょう。
バーミキュライトとパーライト半々の挿し床に挿すと
よく発根します。
時期は5〜6月が最適です。 


<育て方のポイント>

翌年の4月になったら鉢かプランターに水はけのよい培養土を入れて植え替え、
日当たりの良いところに置きます。                           
 

<挿し芽のポイント>

挿し穂は5〜6センチのもので、下葉は2〜3節取り除きます。
30分ほど茎を水上げしておきます

用土はバーミキュライトとパーライト半々のものを使用します。
そして斜めに挿します。(斜め挿しにしたほうが発根しやすいです)

<収穫の仕方>

葉の香りがもっとも強い夏が収穫の好期ですが、1年目は株の充実につとめ、翌年から葉を摘み取るように
します。

<利用法>

トマトを使った料理と相性が良いタラゴン。
サラダやスープに刻んで散らします。

また、他鶏肉料理や魚介類の煮込みの風味づけ、卵料理、ソース、ドレッシング、ピクルスの風味づけなどに
使われます。
茎ごと果実酢に漬け込んだタラゴン・ビネガーは有名です。


チャービル
別名 セルフィル、セルフィユ
セリ科1年草

ネギをマイルドにした香りと味のハーブで、料理に多用されます。
ピンク色をした小さなかわいらしい花を咲かせます。
チャービルはコーカサスおよび西アジアが原産地と
いわれています。
直射日光をきらうので、キッチンなどの半日陰になる場所が
栽培に適しています。
       

<種のまき方>

3〜5月と9〜10月が適期です。
移植が比較的難しいので、鉢やミニプランターなどに多めにまき間引きしながら育てたほうがいいでしょう。

種はばらまき、または点まきにします。
用土は培養土8に対してピートモス2にします。

覆土は1センチ程度にします。
2〜3週間ずらして種をまくと、順々に収穫することができます。

<発芽までの管理>

10日くらいで発芽します。
明るい場所に移し、間引きはこまめに行います。
7号鉢で3株程度に育てます。

<収穫の仕方>

4月まきで7月から収穫できるようになりますが、外葉から3〜4枚ずつ摘み取るようにしたほうが、
株が弱まりません。
1度に葉を取ると株が弱ります。

また花を咲かせてしまうと葉が堅くなってしまいますので、つぼみのうちに葉をつみ取ります。
保存する場合はこまかく刻んだ葉を容器に入れて冷凍すると、緑色を失わない新鮮な状態を
保つことができます。
またドライハーブにして使うのも良いでしょう。

<利用法>

サラダやスープ、オムレツ、肉料理などに利用します。
色々な料理の薬味などに利用できる点は、ネギと同じです。
また料理のつまとしてそえてもいいですね。


デイル
別名 イノンド
セリ科1年草

デイルは、羽毛のように軽やかな葉を持ったセリ科の植物です。
原産地は地中海沿岸地方から北インドにかけての地域になります。
ディルは古代スカンジナビア語の「鎮める」という意味の言葉に由来しています。

その香りはキュウリのピクルスで広く親しまれていますが、特有の芳香には鎮静作用があり、
乾燥した葉や種子を枕に入れて
おくと安眠効果があるともいわれているそうです。
ディルは草丈が1メートル以上になるため、ハーブガーデンでは後方で育てるのが普通です。

<種のまき方>

移植を嫌うので、5号ぐらいの鉢に種をまき、薄く覆土します。
用土は培養度にマグアンプK(中粒)を加えておきます。
間引きながら若い葉を利用するとよいでしょう。

テラスなどのスペースがある場合は、10号の大鉢で栽培します。
種はばらまきし、薄く覆土します。
                                                                                                         

<発芽後の管理>

草丈が5〜6センチになるまでこまめに間引きしながら、株間を8〜10センチに広げます。            
草丈が高くなるので用土を入れて(盛り土)倒伏を防ぎます。
大鉢の場合は支柱を立てるとよいですね。

<収穫の仕方>

13〜15センチに育ったら、随時葉を摘み取って利用します。
大鉢の場合は摘芯して脇芽を伸ばすようにすれば、見事な葉姿になるでしょう。

<利用法>

魚料理との相性が良く魚の臭みを消して旨みを上手に引き出します。
若い葉はスープ、カレー、ソースの香り付け、魚料理のつまに用います。

肉料理やキュウリのピクルスには、葉と果実と種が使われます。
葉をみじん切りにしたものを、スープやゆでたジャガイモ、サラダに散らします。
またハーブティーなどに使用すれば、食欲増進に役立ちます。


キャットニップ

ネコの好物
シソ科の多年草

名前のようにネコがたいへん好む香りをもつ香草です。
アオジソに似たやや小型の葉が美しいものです。




<種のまき方>

種はこまかいので、古ハガキなどで半鉢にばら撒きます。
用土は、培養土がよいでしょう。
ごく薄く覆土し、水やりは腰水で与えます。

<発芽後の管理>


2回ほど間引きし、本葉が4〜6枚になったら4号くらいの鉢に1本植えにします。
40〜50日位でミニグリーンとして楽しめる姿になります。
比較的寒さに強く、冬も日光の当たる窓際などに飾っておけば枯れることはありません。

<収穫の仕方>

通常2年目から夏に刈り取って乾燥・保存し、ハーブティーとしてハッカに似た芳香を楽しみますが、
鉢植えの場合は挿し芽(6月)
で殖やしたり、におい袋などをつくったりしてもよいでしょう。




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